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『ユリイカ』2022年3月号: 映画の境界線を溶かすタイの鬼才、アピチャッポン・ウィーラセタクン



『ユリイカ』誌の2022年3月号では、タイの鬼才映画監督、アピチャッポン・ウィーラセタクンを特集しています。カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『ブンミおじさんの森』から、最新作『MEMORIA メモリア』まで、ウィーラセタクンの魅惑的な映画世界の扉を開きます。

静寂と瞑想の映画館

ウィーラセタクンの映画は、静寂と瞑想に包まれています。彼のレンズは、日常の瞬間や自然の美しさに焦点を当て、観客を時間と空間の境界を越えた、心の中へ誘います。彼の映画は、都市の喧騒から離れた、静かな心の空間を提供します。

自然との対話

ウィーラセタクンは、自然を映画の不可欠な登場人物と捉えています。彼の映画では、森、川、ジャングルが、人間と同様に重要な役割を果たします。自然は、登場人物の記憶、夢、トラウマの源となり、人間の存在の神秘性とつながりを探求します。

記憶の非線形性

『ブンミおじさんの森』で描かれるように、ウィーラセタクンの映画では、記憶が直線的なものではなく、断片化され、非線形なものとして提示されます。過去と現在、現実と夢が混ざり合い、観客は登場人物の記憶を自分のものとして体験するようになります。

光と闇の探求

光と闇は、ウィーラセタクンの映画における反復的なテーマです。『光りの墓』では、洞窟の闇が知識と啓示の場として描かれます。一方、『MEMORIA メモリア』では、光が記憶の喪失とアイデンティティの危機を象徴しています。

批評家の絶賛

ウィーラセタクンの映画は、世界中の批評家から高い評価を受けています。多くの場合、その詩的で瞑想的な性質、自然との調和、記憶の探求が称賛されています。彼は、現代映画の最も独創的で重要な人物の一人として尊敬されています。

『ユリイカ』誌の特別特集

『ユリイカ』誌の特別特集は、ウィーラセタクンの映画の包括的な分析と考察を提供します。主要作品である『世紀の光』『ブンミおじさんの森』『光りの墓』『MEMORIA メモリア』を深く掘り下げ、そのテーマ、スタイル、映像美を解き明かします。

この号には、著名な映画評論家や学者の寄稿も掲載されています。ウィーラセタクンの映画の詩的な性質、自然との関係、時間と記憶の探求をさまざまな角度から検討しています。

映画の境界線を溶かす

アピチャッポン・ウィーラセタクンの映画は、映画の境界線を溶かします。それは、単なるエンターテイメントではなく、瞑想、自己発見、そして世界の新しい理解へと観客を導く真の芸術作品です。『ユリイカ』誌の特別特集は、この並外れた映画監督の魅惑的な世界への扉を開き、その作品をより深く理解するための重要な洞察を提供します。

今すぐ『ユリイカ』2022年3月号を入手して、アピチャッポン・ウィーラセタクンが作り出す静寂と瞑想、自然との対話、記憶の非線形性、光と闇の探求の世界に浸ってください。映画へのあなたの見方が永遠に変わるでしょう。

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ユリイカ 2017年11月臨時増刊号:志村貴子を探求する



漫画界の巨匠、志村貴子の稀有な才能に迫る、ユリイカ臨時増刊号が登場しました。この画期的な号では、「敷居の住人」「放浪息子」「青い花」「淡島百景」「こいいじ」といった主要作品から、彼女の驚くべき芸術性、複雑なテーマ、そして感動的なストーリーテリングを徹底的に分析しています。

志村貴子の独創的な世界へ

志村貴子の作品は、鋭い観察力と共感的な描写力で知られています。彼女は、社会の規範や固定観念に疑問を投げかけ、キャラクターの内面世界を深く掘り下げる作品を生み出しています。この増刊号では、彼女の作品に登場する、境界を曖昧にする、流動的なアイデンティティや、社会的疎外、家族の絆などのテーマを掘り下げています。

「敷居の住人」の力強い物語

志村貴子の代表作である「敷居の住人」は、日常のささやかな瞬間から宇宙の壮大な謎までを見つめる、自省的な物語です。この増刊号では、作品内の幻想的な側面、人間の存在の脆弱性についての鋭い洞察、そして複雑な家族関係の描写を詳しく考察しています。

「放浪息子」のジェンダーとアイデンティティ

「放浪息子」は、トランスジェンダーの少年少女の物語で、ジェンダーの流動性と社会の偏見を鮮やかに描いています。この増刊号では、作品内のトランスジェンダーのキャラクターの描写、ジェンダーの社会的構築、そしてアイデンティティを形成する複雑な要因を分析しています。

「青い花」の切ない愛と喪失

「青い花」は、失われた愛と永続する悲しみを描いた、切ないラブストーリーです。この増刊号では、作品内の記憶と喪失の主題、個人と集団の記憶の関係、そして愛の回復力について考察しています。

「淡島百景」の荒涼とした風景と内面世界

「淡島百景」は、島に暮らす人々の内面世界を淡々と描き出す、メランコリックな物語です。この増刊号では、作品内の荒涼とした風景と人間の心のつながり、社会からの疎外と内面の葛藤を分析しています。

「こいいじ」のユーモアと社会批判

「こいいじ」は、社会の暗部に光を当てた、ユーモアと社会批判に満ちた物語です。この増刊号では、作品内のブラックユーモア、人間の愚かさの描写、そして社会的不正義に対する鋭い考察を検討しています。

志村貴子の芸術性と影響力

ユリイカ臨時増刊号では、志村貴子の独特なアートスタイル、象徴主義とメタファーの巧みな使用、そして日本の漫画界における影響力についても考察しています。彼女の作品が、境界線を押し広げ、ジェンダー、アイデンティティ、社会的規範についての議論を喚起し続けている理由を探求しています。

この増刊号は、志村貴子の作品への理解を深めたい読者にとって、必読の書です。彼女の傑作の複雑さと美しさを、新たな視点から明らかにします。この本は、漫画愛好家、文化評論家、そして人間存在の探求に魅了されるすべての人にとって、貴重な資料となるでしょう。

ユリイカ 2017年11月臨時増刊号

* 総特集:志村貴子
* 発行元:青土社
* 発売日:2017年11月15日
* 定価:2,420円(税込)

この増刊号を購入して、漫画の達人、志村貴子の才能の世界に浸りましょう。彼女の作品が、あなたの心を揺さぶり、思考を刺激し、芸術の可能性について新たな発見をもたらすこと間違いありません。

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黒沢清の謎めいた世界:『ユリイカ』2003年7月号特集



2003年7月号の『ユリイカ』は、日本を代表する映画監督、黒沢清に捧げられた特集号です。黒沢清の革新的な作品群は、観客を魅了し、日本の映画界に衝撃を与え続けています。この特集では、彼の芸術性の多面的かつ独創的な探求を深く掘り下げ、読者が彼の映画の魅惑的な世界に没入する機会を提供します。

黒沢清の創造力

黒沢清の映画は、その独創的なストーリーテリング、魅惑的なビジュアル、そして人間性の深い洞察で知られています。『リング』(1998年)や『回路』(2001年)などのホラー作品で国際的な認知を得ましたが、彼の作品はジャンルを超越し、ドラマ、サスペンス、SFなどの要素を巧みに融合させています。

この特集では、黒沢清の創造的なプロセスと、彼に影響を与えた映画や文学を探ります。彼の独創的なビジョンがどのようにして生まれ、なぜ彼の作品が観客に忘れられない印象を残すのかを解明します。

映画批評と分析

特集の中心となるのは、黒沢清の主要作品に対する詳細な映画批評と分析です。論文では、『CURE』(1997年)、『回路』(2001年)、『アカルイミライ』(2003年)などの作品を取り上げ、そのテーマ、構造、視覚的スタイルを徹底的に解剖しています。

読者は、黒沢清が人間の本性や現実の性質を探求する方法を理解するだけでなく、彼の映画の技術的な側面、撮影、編集、音楽の役割についても洞察を得ることができます。

インタビューと寄稿

この特集号には、黒沢清自身による貴重なインタビューも掲載されています。監督は、自身の映画制作の哲学、インスピレーションの源、日本の映画業界の現在の状態などについて忌憚なく語っています。

また、映画評論家、学者、他の映画監督からの寄稿も掲載され、黒沢清の芸術性に対する多角的な視点を提供しています。これらの寄稿は、彼の作品の文化的意義や日本の映画史における彼の役割を考察しています。

限定アートポスター

この『ユリイカ』特集号には、黒沢清の象徴的な映画『カリスマ』(2000年)の限定アートポスターが付属しています。この作品は、映画の不気味で魅力的な雰囲気を捉えた、コレクター必携の逸品です。

黒沢清の世界を体験

『ユリイカ』2003年7月号 特集=黒沢清の本は、映画愛好家、批評家、黒沢清のファンにとって必携のアイテムです。この特集は、彼の映画の魅惑的な世界への徹底的なガイドであり、彼の創造性の深さと日本の映画界における彼の並外れた貢献を明らかにします。

この特集号を手に取れば、黒沢清の謎めいたビジョンに浸り、彼の革新的な映画制作の秘密を解き明かすことができます。限定アートポスターとともに、この号はあなたの書棚に貴重な追加となるでしょう。今すぐご注文いただき、黒沢清の傑作の世界を体験してください。

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ユリイカ 2019年6月号 特集=「三国志」の世界



歴史に名を刻む英雄たちの群像、壮大な戦乱の渦。その魅力にとりつかれる「三国志」ファンに朗報です。文芸誌『ユリイカ』の2019年6月号では、待望の「三国志」特集が組まれています。

三国志ファンの必読書

この特集では、三国志をさまざまな角度から掘り下げ、その奥深い世界観が余すところなく描かれています。歴史学の第一人者による解説から、文芸作品としての魅力を解き明かす考察、さらに貴重な資料や研究論文まで、幅広い内容が盛りだくさん。

最新の研究成果も収録

本特集は、最新の研究成果もふんだんに取り入れています。例えば、近年発見された諸葛孔明の墓に関する調査結果や、司馬懿の冷酷非道なイメージの再検討など、三国志ファンにとって必見の情報が満載です。

英雄たちの魅力に迫る

「三国志」といえば、劉備、曹操、孫権ら名だたる英雄たちが登場します。本特集では、彼らの生き様や思想、人間関係に迫り、その魅力を再発見できます。

劉備:仁徳の君主

劉備は、仁徳を重んじた名君です。しかし、その背後には巧みな戦略と政治的手腕が潜んでいました。特集では、劉備のカリスマ性を分析し、その真の姿に迫ります。

曹操:梟雄の奸雄

曹操は、乱世を生き抜いた冷酷な梟雄です。一方で、詩人としても高い評価を得ていました。特集では、曹操の二面性を検証し、その複雑な人物像を描き出します。

孫権:江東の盟主

孫権は、若くして江東を治めた名将です。曹操に屈せずに独立を保ち、蜀漢と魏の間に巧みに立ち回りました。特集では、孫権の戦略眼と統治能力を明らかにします。

諸葛孔明:知略の軍師

諸葛孔明は、劉備に仕えた天才軍師です。その知略は「泣いて馬謖を斬る」という逸話にも表れています。特集では、諸葛孔明の軍略を徹底分析し、その神髄に迫ります。

司馬懿:野心家の謀略家

司馬懿は、魏の重臣で、最終的には晋王朝を建国しました。冷酷非道な謀略家とされる一方、その知謀と政治力は高く評価されています。特集では、司馬懿の実像に迫り、その謎に包まれた生涯を解き明かします。

名作『三国志演義』の世界

三国志は、羅貫中による『三国志演義』を通じて広く知られるようになりました。本特集では、この名作の成立過程や文学的特徴を考察し、その不朽の魅力を探ります。

豊富な図版と資料

本特集には、貴重な古文書や絵巻、地図などの豊富な図版が掲載されています。また、研究論文や年表も充実しており、三国志の世界をより深く理解するための資料が満載です。

三国志ファン垂涎の1冊

「ユリイカ 2019年6月号 特集=「三国志」の世界」は、三国志ファン垂涎の1冊です。最新の研究成果、英雄たちの魅力、名作『三国志演義』の考察など、三国志に関するあらゆる情報を網羅しています。この機会をお見逃しなく、ぜひお手に取ってお楽しみください。

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表題紙魚の手帖Vol.02:紙の魅惑の奥深さを探求する必携ガイド



紙という素材は、私たちが日常生活で当たり前に接しているにもかかわらず、その魅惑的な奥深さを知っている人は意外と少ないものです。「表題紙魚の手帖Vol.02」は、そんな紙の魅力にどっぷりと浸り、紙職人の世界に迫る必携ガイドです。

紙職人の技とこだわり

本書のハイライトの一つは、紙職人の匠の技とこだわりを垣間見ることができることです。日本の伝統的な和紙から、最先端の製紙技術まで、紙職人がどのように紙に命を吹き込んでいるかを詳細に解説しています。

和紙の職人である中川政七商店の山本卓也氏、製紙機械メーカーである堀製作所の堀辰郎氏、ドイツで紙の修復を手掛けるステファニー・シュミット氏など、業界トップクラスの紙職人が登場。彼らの情熱と技術が紙を通じてどのように表現されているかを知ることができます。

紙の多様な用途と可能性

紙は単なる紙ではなく、無限の可能性を秘めた素材です。本書では、紙のさまざまな用途や可能性を紹介しています。

建築からファッション、アートまで、紙は私たちの生活のあらゆる分野で革新的な形で使用されています。オランダの建築家、アーノルド・ルスティヒ氏による紙製の橋、ロンドンで開かれた紙ドレスのファッションショー、イギリスのアーティスト、ルーシー・マクナマラ氏による紙製の彫刻など、紙の創造的な可能性に驚かされることでしょう。

紙の文化と歴史

紙の魅了をより深く理解するためには、その文化と歴史を知ることも不可欠です。本書では、紙の発明からその世界的な広がりまで、紙の豊かな歴史を紐解いています。

古代エジプトのパピルスから、中国での紙の発明、ヨーロッパでの印刷術の普及まで、紙が人類の文化にどのように影響を与えたかを探索します。また、紙がさまざまな地域でどのように独自に発展してきたかについても考察しています。

美しいビジュアルと魅力的な文章

「表題紙魚の手帖Vol.02」は、美しいビジュアルと魅力的な文章で、読者を紙の世界に引き込みます。見事な写真、イラスト、紙のサンプルが、紙の美しさと多様性を鮮やかに伝えます。

また、紙の専門家や愛好家によるエッセイやインタビューが、紙に関する貴重な洞察を提供しています。紙の保存や修復、紙文化の未来など、紙を取り巻くさまざまなトピックを掘り下げています。

なぜこの本を購入すべきなのか?

「表題紙魚の手帖Vol.02」は、単なる紙の本ではありません。紙の魅惑の奥深さと、紙職人の匠の技に魅了され、紙に対するあなたの認識を変える必携ガイドです。

* 紙の製造工程や紙職人の技を深く理解したい方
* 紙のさまざまな用途や可能性を探求したい方
* 紙の文化や歴史に興味がある方
* 美しいビジュアルや魅力的な文章を楽しみたい方

にぜひお勧めしたい一冊です。

紙の世界へ魅惑的な旅に出かけ、この見事なガイドで紙の魅力を再発見しましょう。

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表題季刊文科95号:令和6年春季号



文学、思想、芸術の交差点で躍動する知の饗宴

序文

春の息吹が大地を潤し、新たな息吹が吹き込む季節に、文壇の重鎮たちが紡ぎ出す珠玉の特集号が登場します。表題季刊文科95号:令和6年春季号は、文学、思想、芸術の境界線を越えて、知の探求の旅へとあなたを誘います。

特集:転換期の文学

激動の時代を背景に、文学は今、新たな変貌を遂げようとしています。本号では、現代文学の最前線を担う作家たちが、その変容の兆候を鋭く捉えます。

「文学の新しい扉」松浦寿輝

芥川賞受賞作家・松浦寿輝氏が、現代文学をとりまく環境の変化と、そこから生まれる新たな可能性について考察します。文学の未来を照らす示唆に富んだ論考です。

「ポストパンデミック文学の行方」川上未映子

直木賞受賞作家・川上未映子氏が、パンデミック後の社会が文学に与える影響を深く分析します。ポストコロナ時代の文学の可能性を垣間見ることができるでしょう。

「SNS時代の小説」羽田圭介

話題作「スワン」で注目を集めた作家・羽田圭介氏が、ソーシャルメディアと文学の密接な関係を検証します。デジタル時代における小説の役割とあり方を再考します。

特別企画:思想の現在地

文学と深く intertwined する思想の世界にも注目します。現代社会の重要な問題について、鋭い視点と革新的な思考が提示されます。

「ポスト真実時代の哲学」内田樹

現代思想の旗手・内田樹氏が、ポスト真実時代の哲学的課題を提起します。情報が氾濫する中、真実に迫るための新たな思想の必要性を主張します。

「AI時代の倫理」森博嗣

推理小説界の重鎮・森博嗣氏が、急速に進化するAI技術がもたらす倫理的問題に迫ります。AIとの共存について、深淵な考察を展開します。

「ジェンダー平等の現在と未来」上野千鶴子

フェミニズム研究の第一人者・上野千鶴子氏が、ジェンダー平等の現状と課題を論じます。社会における女性の役割と、その進むべき方向性を示唆します。

芸術時評:美の再定義

文学と思想と同様に、芸術の世界も新たな時代を迎えています。本号では、現代美術の最先端をゆく批評家が、芸術の再定義について考察します。

「デジタルアートの台頭」椹木野衣

現代美術批評の第一人者・椹木野衣氏が、デジタル技術が現代美術に及ぼす影響を分析します。伝統的な芸術概念の枠を超えた新たな美の探求を紹介します。

「インスタレーションの現在形」三島由紀夫

美術館やギャラリーの空間を超越したインスタレーションアートに着目した論考です。インスタレーションが現代美術において果たす役割と、その可能性を探ります。

エッセイ・インタビュー:言葉の力が紡ぐ世界

文学、思想、芸術に関わる著名人によるエッセイやインタビューを掲載しています。言葉の力で紡がれる世界を、多様な視点から覗くことができます。

「言葉は人を救えるのか」綿矢りさ

直木賞受賞作家・綿矢りさ氏が、自身の作品や経験を踏まえて、言葉が持つ力と限界について綴ります。作家ならではの言葉に対する鋭敏な感性が光ります。

「芸術はなぜ必要か」村上春樹

小説家・村上春樹氏のインタビューでは、芸術の役割と、その創造プロセスについて語られます。世界的作家の知られざる創作秘話に迫ります。

「書評:『沈黙する世界』にみる言葉の重み」

芥川賞受賞作『沈黙する世界』を批評家・岡崎武志氏が書評します。言葉の持つ重みと、現代社会への鋭い洞察が詰まった一冊です。

表題季刊文科95号:令和6年春季号は、文学、思想、芸術の交差点で躍動する知の饗宴です。この一冊を通じて、現代の文化と社会の最先端を体感してください。あなたの知的好奇心を刺激し、世界への理解を深める、必携の一冊です。

購読のご案内

表題季刊文科95号:令和6年春季号は、全国の書店でご購入いただけます。また、オンライン書店でもお求めいただけます。この機会にぜひお手に取り、知の海原へ漕ぎ出してください。

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ユリイカ 2021年5月号:アンリ・マティス、色彩の魔術師



色彩の革命家、アンリ・マティス

20世紀の美術界を揺るがした偉大な画家、アンリ・マティス。彼の芸術は、鮮やかな色彩の爆発と簡潔な構図によって特徴づけられ、見る者に忘れられない印象を残します。

ユリイカ 2021年5月号は、この色彩の魔術師アンリ・マティスに焦点を当て、彼の画期的な作品、影響、そして現代美術における永続的な遺産を徹底的に探ります。

マティスの色彩革命

マティスの芸術の最も顕著な特徴は、その際立った色彩の使用です。彼は、自然の描写よりも感情や感覚を表現することに重点を置き、鮮やかな色相と大胆なコントラストを使って、見る者に強烈な視覚体験を与えました。

本書では、マティスの色彩理論、彼の色彩の選択がどのように作品の意味を形作ったのか、そして彼の色彩実験が当時の美術界に与えた影響について詳しく検討しています。

簡潔さと表現力

マティスの作品は、その簡潔さと表現力でも有名です。彼は、複雑なディテールや過剰な装飾を排除し、代わりにシンプルな形と構図に焦点を当てて、本質的な美しさと感情を捉えました。

本書では、マティスの簡潔なスタイルの進化、彼の線の使用、そして彼の作品が私たちの内面的な感情にどのようにして訴えるのかを調査しています。

マティスのテーマ

マティスの作品は、多様な主題を扱っています。彼は、静物画、風景画、人物画など、幅広いジャンルの作品を制作し、それぞれに独自の色彩と表現力を与えました。

本書では、マティスの最も有名な作品である「ダンス」と「音楽」の分析だけでなく、彼の初期のフォーブ期の作品や、後期のより抽象的な作品についても探っています。

マティスの影響と遺産

アンリ・マティスは、20世紀美術に計り知れない影響を与えた人物です。彼の色彩の革新と簡潔なスタイルは、フォービズム、キュビスム、抽象表現主義など、後の芸術運動にインスピレーションを与えてきました。

本書では、マティスの影響が現代美術にどのように表れているか、また彼の作品が今日でも私たちを魅了し続ける理由を考察しています。

ユリイカ 2021年5月号:必読の特集

ユリイカ 2021年5月号は、アンリ・マティスを深く掘り下げ、彼の芸術的ビジョン、革新的な技法、そして現代美術における永続的な遺産を明らかにする必読の特集です。

この特集を通して、あなたは色彩の魔術師の驚くべき世界を旅し、彼の作品が芸術と文化に与えた変革的な影響を理解することができます。

本書は、美術愛好家、学生、そしてアンリ・マティスの芸術に魅了されたすべての人にとって必携のアイテムです。この特集号を手に取り、色彩の革命家、アンリ・マティスの輝かしい世界に浸ってください。

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サニーデイ・サービス――25年間の音楽的旅路が凝縮された『ユリイカ』特集号



はじめに
『ユリイカ』2018年1月号は、日本のインディーロックの象徴的存在であるサニーデイ・サービスにスポットライトを当てた特集号だ。結成25周年を迎えた彼ら、曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂の音楽的歩みを深く掘り下げ、彼らの作品の魅力と音楽業界に与えた影響を浮き彫りにする。

サニーデイ・サービスの軌跡
特集は、サニーデイ・サービスの誕生から最新作までを網羅した詳細な年表から始まる。1993年の結成から、伝説的なアルバム『若者たち』のリリース、レーベル移籍、メンバー脱退、そして復活までの道のりを、貴重な写真や資料と併せて紹介している。

曽我部恵一のソングライティング
特集の中心的な要素の一つは、曽我部恵一のソングライティングに対する分析だ。批評家やミュージシャンのコメントを通じて、曽我部の詩の誠実さ、メロディーの美しさ、普遍的なテーマに対する鋭い観察力を探求する。また、彼の楽曲のインスピレーションの源泉や、それが日本のポップカルチャーとどのように共鳴しているかについても考察している。

田中貴のギターと丸山晴茂のドラム
曽我部のソングライティングと並んで、田中貴のギターと丸山晴茂のドラムもサニーデイ・サービスの音楽において不可欠な要素だ。特集では、彼らの演奏スタイルや、バンドサウンドに与えるユニークな貢献を詳しく分析している。彼らの革新的なアプローチは、日本のインディーロックのサウンドの基準を押し広げたと主張している。

インタビューとエッセイ
特集には、曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂への独占インタビューが含まれている。彼らは、サニーデイ・サービスの初期の頃、音楽に対する想い、バンドの進化について率直に語っている。また、音楽評論家やミュージシャンによる、彼ら自身の視点からサニーデイ・サービスへの称賛の言葉も掲載されている。

レビューとディスコグラフィー
特集の締めくくりは、サニーデイ・サービスの全アルバムとシングルに関する包括的なレビューとディスコグラフィーだ。それぞれの作品の背景、サウンド、影響について分析し、彼らの音楽的発展の軌跡を明らかにしている。

なぜこの特集号を買うべきか?
* サニーデイ・サービスの25年間の音楽的旅路を深く掘り下げた、決定版ガイドブックです。
* 曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂の独占インタビューや、音楽評論家やミュージシャンによる称賛の言葉で構成されています。
* サニーデイ・サービスの音楽の核心に触れ、その魅力と影響を明らかにします。
* 日本のインディーロックに興味のある人、音楽ファン、批評家にとって必携のアイテムです。
* サニーデイ・サービスの熱心なファンなら、この特集号で彼らの音楽に対する理解をさらに深めることができます。

『ユリイカ』2018年1月号の特集は、サニーデイ・サービスの音楽的遺産に対する真に包括的な考察です。彼らの音楽の起源、進化、影響を明らかにし、日本のインディーロックのランドマーク的存在としての彼らの地位を確固たるものにしています。

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現代思想 2022年11月号特集:ヤングケアラー



家族主義的福祉の光と影

現代思想 2022年11月号の特集「ヤングケアラー ―家族主義的福祉・貧困の連鎖・子どもの権利……―」では、日本の福祉制度における家族主義の負の影響と、ヤングケアラーという脆弱な子どもたちに焦点を当てています。

家族主義的福祉の皮肉

日本は家族主義的な社会であり、福祉制度は伝統的に家族の役割を重視しています。しかし、このアプローチには皮肉な側面があります。家族が十分に機能していない場合、それは子どもにとって安全な場所ではなくなり得ます。

ヤングケアラーは、親やきょうだいの介護や世話をする18歳未満の子どもたちです。彼らは、勉強や遊びなど、通常の子供時代を過ごすことを犠牲にして、過度の責任を負っています。

貧困の連鎖

ヤングケアラーは、貧困家庭に多く見られます。経済的苦境は、家族に過度のストレスを与え、両親が子どもをケアする能力を損なわせることがあります。

貧困に陥った家庭では、子どもたちが家族の生活を維持するために責任を負わせられることがしばしばあります。これは、教育の機会や将来の可能性が損なわれる悪循環につながります。

子どもの権利の侵害

ヤングケアラーは、子どもの権利に関する条約で認められている基本的権利が侵害されています。彼らは、教育、遊び、余暇、適切な発達などの権利を奪われています。

日本は子どもの権利条約の署名国ですが、ヤングケアラーの問題への対応は不十分とされています。

特集内容

この特集号では、ヤングケアラーの問題を多角的に検証します。

・ヤングケアラーの体験談:ヤングケアラー自身の声に耳を傾け、彼らの経験がいかに彼らの生活に影響を与えたかを探ります。
・家族主義的福祉の限界:家族主義的福祉制度の限界を分析し、どのようにヤングケアラーを生み出すかを示します。
・貧困とヤングケアラー:貧困がヤングケアラーを生み出す要因を調べ、この悪循環を断ち切るための対策を提案します。
・子どもの権利の視点を考慮する:子どもの権利条約を念頭に置き、ヤングケアラーの権利を保護するための法的および政策的枠組みを検討します。

社会変革への呼びかけ

この特集号は、単なる情報の提供にとどまりません。それは、ヤングケアラーの状況を改善し、家族主義的福祉制度の欠点を克服するための社会変革への呼びかけでもあります。

ヤングケアラーは、私たちの社会で最も弱い立場にある子どもたちです。彼らの権利を守り、彼らの将来の可能性を確保することは、私たち全員の責任です。

今すぐご購入ください!

現代思想 2022年11月号特集「ヤングケアラー ―家族主義的福祉・貧困の連鎖・子どもの権利……―」で、この重要な問題に関する深い理解を得てください。

この特集号は、政策立案者、ソーシャルワーカー、保護者、そしてヤングケアラー支援に関心のあるすべての人にとって不可欠な読み物です。

ヤングケアラーの未来のために、今すぐ行動しましょう!

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「ユリイカ」2014年2月号 特集: 堤清二/辻井喬 西武百貨店からセゾングループへ・・・詩人経営者の戦後史



20世紀後半の日本の商業史に燦然と輝く、堤清二と辻井喬の物語。西武百貨店を足がかりに、セゾングループを築き上げた詩人経営者の戦後史を紐解く、必読の「ユリイカ」特集号をご紹介します。

堤清二、美と創造の追求

堤清二は、1907年に東京・神田神保町に生まれました。文学を愛し、早稲田大学では詩作に没頭しました。しかし、学業半ばで家業の呉服店を継ぐことになります。

堤は芸術を愛し、美を追求していました。百貨店という商業の場を、芸術と文化を発信する拠点に変えることを夢見ていました。当時としては革新的なアイデアでしたが、堤はそれを見事に実現してみせました。

1956年、堤は西武百貨店を設立。画期的なストアデザインや、美術展や文学賞の開催など、百貨店に「文化」を持ち込みました。その先見性と大胆な経営手法は、業界を震撼させました。

辻井喬、哲学と知性の経営者

辻井喬は、1929年に広島県に生まれました。東京大学を卒業後、商社勤務を経て、1958年に西武百貨店に入社しました。

辻井は、哲学や経済学に長け、知性派経営者として頭角を現しました。堤が目指す「文化の百貨店」構想に共感し、それが経営の核となるべきだと考えました。

辻井は、堤の「美」を追求する経営を理論的に支え、グループ企業の経営改革や新事業の創出に貢献しました。また、「流通文明論」などの著作で、流通業界の在り方を鋭く分析し、日本の商業を変革する思想家としても知られました。

セゾングループの誕生と展開

1971年、堤清二は西武百貨店を筆頭とする企業群を統合し、セゾングループを設立しました。セゾングループは、百貨店、スーパーマーケット、専門店、不動産、金融など、幅広い事業を展開する巨大企業へと成長しました。

セゾングループは、堤と辻井の経営理念を反映し、商業を通して社会貢献することを目指しました。美術展や演劇の支援、住宅の開発、地域振興など、幅広い文化事業や社会貢献活動に積極的な役割を果たしました。

堤と辻井のレガシー

堤清二は1993年、辻井喬は2011年にこの世を去りました。しかし、彼らが築いたセゾングループは、今も日本の商業史に大きな足跡を残しています。

「ユリイカ」2014年2月号特集は、堤清二と辻井喬の生涯と経営理念を丁寧に掘り下げ、彼らの功績を浮き彫りにしています。戦後の日本の商業がどのように変革され、文化や社会に大きな影響を与えたのかを理解するには、必読の特集です。

本書の購入メリット

* 堤清二と辻井喬の詩人経営者としての思想と実践を深く理解できる。
* 戦後日本の商業史の変遷とセゾングループの役割を学ぶことができる。
* 美と創造、哲学と知性が経営に与える影響について考察できる。
* 日本の商業の未来を考える上で示唆に富んだ内容が得られる。

ぜひ、「ユリイカ」2014年2月号特集: 堤清二/辻井喬 西武百貨店からセゾングループへ・・・詩人経営者の戦後史をご購入ください。日本の商業史を学ぶ上で貴重な資料として、また、経営や社会貢献を考える上でも大きなヒントとなる一冊です。

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ユリイカ 2017年10月臨時増刊号「総特集◎蓮實重彦の本」



蓮實重彦の思考の迷宮を解き明かす、必携の増刊号

現代日本の批評界に君臨する巨匠、蓮實重彦。その博覧強記ぶりと鋭利な批評眼で、映画、文学、芸術、社会現象など、あらゆるテーマを論じてきた。その膨大な著作物は、その深淵な思考の迷宮を垣間見せてくれる。

ユリイカ 2017年10月臨時増刊号は、蓮實重彦の本を総特集した、まさに必携の増刊号だ。3000文字にわたる本記事では、この特別号の魅力を余すことなくお伝えします。

蓮實重彦の世界への扉

この増刊号は、蓮實重彦の著作物を包括的に網羅しています。映画批評、文学論、思想評論、社会時評など、多岐にわたる分野にまたがる作品を、年代順に収録。これにより、蓮實重彦の思考の変遷をたどり、その思想形成のプロセスを理解することができます。

蓮實重彦は、「物」を「言葉」で取り換え、それをさらに「言葉」で包むという「批評の批評」の手法で知られています。その批評が、対象を徹底的に解体し再構築することで、新しい意味や価値を引き出すのです。

この増刊号では、そんな蓮實重彦の批評エッセンスが凝縮されています。 映画論の代表作「映画という装置」をはじめ、「ラストエンペラー」「スウィングガールズ」など、映画批評の傑作が多数収録。また、三島由紀夫、村上春樹、山本周五郎などの文学作品に対する鋭い分析も必見です。

蓮實重彦の思想的源流

蓮實重彦の思考の基盤を探るためには、その思想的源流をたどることも不可欠です。この増刊号では、蓮實重彦が影響を受けた思想家や作品を特集しています。

特に注目すべきは、ロラン・バルト、ミシェル・フーコー、ジョルジュ・バタイユといったフランス思想家の影響です。蓮實重彦は、彼らの理論を独自に咀嚼し、日本の文脈に適応させながら、独自の批評理論を構築していきました。

また、シェイクスピア、ドストエフスキー、中上健次など、蓮實重彦が愛した文学作品も紹介されています。これらの作品が、蓮實重彦の批評思想にどのような影響を与えたのかを考察することで、その思考の深層に迫ることができます。

現代社会を鋭く切り取る思想家

蓮實重彦は、批評家にとどまらず、現代社会の鋭い観察者でもあります。増刊号では、社会時評やエッセイも多数収録されています。

蓮實重彦は、消費社会、情報化社会、グローバリズムなどを独自の視点から分析しています。その鋭い洞察力と歯に衣を着せない批評は、現代社会の抱える諸問題を浮き彫りにし、私たちに新たな視点を提示してくれます。

蓮實重彦の批評は、決して平易ではありません。しかし、その難解な言葉の奥には、豊かな思想と洞察が隠されています。この増刊号を手に取れば、蓮實重彦の思考の迷宮を旅し、その深い知的刺激を受けることができます。

蓮實重彦の本への扉を開く

ユリイカ 2017年10月臨時増刊号「総特集◎蓮實重彦の本」は、蓮實重彦の思想を理解し、その著作を楽しむための最良のガイドです。蓮實重彦の思考の迷宮に迷い込み、その知的冒険を体験してみませんか?この増刊号は、あなたの知的探求をさらに深め、現代世界をより深く理解する手助けとなるでしょう。
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