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新古今和歌集〈上〉: 日本文学の至宝を紐解く



角川ソフィア文庫が贈る、日本文学の不朽の名作

新古今和歌集は、日本の文学史における最も重要な和歌集の一つです。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて編纂され、1,976首の優れた和歌を収載しています。この角川ソフィア文庫版は、新古今和歌集の「上」巻を収録しており、勅撰和歌集の最高峰と評される数々の名歌を堪能できます。

古典文学を現代に蘇らせる、丁寧な解説

本書の最大の特徴は、現代語訳と丁寧な解説が施されていることです。平安時代や鎌倉時代の和歌の言葉遣いは難解ですが、現代語訳により、その意味がすっきりと理解できます。さらに、各和歌の背景や作者の技法に関する解説が充実しており、古典文学をより深く楽しむことができます。

和歌の美しさを鮮やかに伝える、新編組

新古今和歌集は通常、春夏秋冬などの季節順に配列されていますが、本書ではテーマ別に和歌を再編しています。そのため、恋、旅、哀傷、自然などのテーマごとに名歌を集中して読むことができ、和歌の多様な表情をより鮮やかに感じ取ることができます。

名歌の数々が心に響きわたる

新古今和歌集には、日本文学史に燦然と輝く名歌が数多く収められています。その一部をご紹介します。

「春の夜の夢の浮橋とだえして目覚めればまたぞ悲しき」(藤原俊成)

「立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かばいま帰りこむ」(西行)

「いたづらにわが身世にふるながめせしままに秋の月夜は過ぎぬる」(藤原定家)

これらの和歌が、四季の移ろい、人生の無常、愛する人との離別などの普遍的なテーマを詠んでいます。時代を超えても、私たちの心に響きわたる力は失われていません。

日本文化への理解を深める、必携の書

新古今和歌集は、単なる和歌集ではなく、当時の日本文化を反映した貴重な資料です。和歌の言葉遣いや表現方法から、当時の貴族社会の風習や美意識を垣間見ることができます。日本文化への理解を深めたい方にも、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

心を豊かにする、文学の宝庫

新古今和歌集は、単なる文学作品ではなく、人生を豊かにする宝庫です。名歌の数々が、私たちに生きる勇気や、美しさに対する感性を育んでくれます。本書を手に取り、日本の古典文学の至宝を堪能してください。和歌の世界が、あなたの心を新たな感動で満たしてくれるはずです。

内容の書誌情報

* 書名:新古今和歌集〈上〉
* 編者:藤原定家
* 訳:角川ソフィア文庫編集部
* 発行:KADOKAWA
* 発売日:2010年7月23日
* ISBN:978-4044090014
* 定価:1,045円(税込)

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新古今和歌集 下(角川ソフィア文庫):時を超えた和歌の宝庫



はじめに

日本の文学的遺産の金字塔である『新古今和歌集』は、1205年に編纂された勅撰和歌集です。その優美で叙情的な歌々は、中世以来、日本文化に多大な影響を与えてきました。角川ソフィア文庫より刊行された『新古今和歌集 下』は、この不朽の名作の後半を収録した文庫版です。

時を超えた美と感性

『新古今和歌集』には、藤原定家、西行、源実朝など、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての著名な歌人が多く参加しました。彼らは、自然の移ろい、恋愛の喜びと悲しみ、人生の無常といった普遍的なテーマを、洗練された言葉選びと比喩を用いて詠み上げています。

本書には、 such as

* *「古池や蛙飛び込む水の音」*(松尾芭蕉)
* *「行く春や鳥啼き魚の目には涙」*(藤原定家)
* *「時鳥鳴きて久しき春の夜をひとりかも寝む」*(西行)

季節の移ろいと自然美

和歌の重要なテーマの一つは、季節の移ろいです。『新古今和歌集』の歌人たちは、自然の美しさやはかなさを鋭い感性で捉えています。冬の寒さ、春の息吹、夏の暑さ、秋の寂寥...これらの季節の移ろいを詠んだ歌々には、豊かな情感が込められています。

恋愛の喜びと悲しみ

もう一つの重要なテーマは、恋愛です。和歌は、愛する人への思慕、失恋の痛み、逢瀬の喜びを表現するのに最適な手段でした。源実朝の「*千早ぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは*」など、恋愛を詠んだ歌々は、その切なさや美しさで知られています。

人生の無常

和歌には、人生の無常やはかなさを示唆する歌も多く含まれています。西行の「*願わくば花のもとにて春死なむそのきさらぎの望月の頃*」や、藤原定家の「*世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし*」などは、人生の移ろいと生の有限性を詠んだ代表的な歌です。

文化的影響

『新古今和歌集』は、日本の文化に深い影響を与えてきました。その歌は、能、狂言、俳諧などの伝統芸能に取り入れられ、日本の美意識や感性に影響を与えてきました。また、江戸時代には、松尾芭蕉や与謝蕪村などの俳諧師たちに大きな影響を与えました。

角川ソフィア文庫版の特徴

角川ソフィア文庫版『新古今和歌集 下』は、以下の特徴を備えています。

* 小野寛氏による詳細な解説と注釈
* わかりやすい現代語訳
* 索引付きで歌の検索が便利

購買意欲を喚起する理由

『新古今和歌集 下』は、以下の理由から購入を検討する価値があります。

・日本語文学の傑作:日本の文化や歴史を理解するために必携の書です。
・美しい和歌の宝庫:洗練された言葉と比喩を駆使した、時を超えた美の歌々が満載です。
・季節の移ろいと人生の無常を詠む:普遍的なテーマを詠んだ歌々は、共感と深い感動をもたらします。
・文化的影響:日本の伝統芸能や美意識に多大な影響を与えた、貴重な文化遺産です。
・手頃な価格:角川ソフィア文庫版は、お手頃な価格で入手できます。

結論

『新古今和歌集 下』は、日本の文学的遺産から時を超えた宝物を提供する貴重な作品です。その美しい和歌は、私たちに自然の美しさ、恋愛の喜びと悲しみ、人生の無常を思い出させてくれます。角川ソフィア文庫版は、詳細な解説や現代語訳を備え、この傑作を幅広い読者に zuganglich にしています。

日本語文学の愛好家、和歌の美しさに感銘を受けたい方、日本の文化に興味のある方にとって、『新古今和歌集 下』は必携の一冊です。この不朽の名作を手に取り、永遠の美と感性に浸りましょう。

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紫式部の心模様を紐解く「表題新版 紫式部日記 全訳注」で平安貴族社会のリアルを体感しよう



平安時代の女流文学の傑作として知られる「紫式部日記」は、その優雅な文章と鋭い観察眼で知られています。本書「表題新版 紫式部日記 全訳注」は、その原典を現代語訳し、豊富な注釈を施した、まさに決定版といえる一冊です。紫式部という類まれなる女性の感性と平安貴族社会のリアルを、深く読み解くことができます。

紫式部の人間性に迫る等身大の記録

「紫式部日記」は、そのタイトル通り、紫式部という一人の女性が綴った日記です。しかし、単なる私的な記録にとどまらず、当時の宮廷の華やかな生活や、複雑な人間関係が克明に描かれています。

紫式部は才色兼備の上級貴族でありながら、夫を若くして亡くし、シングルマザーとして宮中に仕えていました。そんな背景から、日記には宮廷における女性の地位や生き方の苦悩が赤裸々に綴られています。

例えば、「腹立たし」と題された章では、同僚の女性貴族との確執が克明に描かれています。また、「をかしきこと」と題された章では、若宮に仕える幼い公達の可愛らしさを愛おしく綴っており、紫式部の多面的な人間性が垣間見えます。

平安貴族社会のリアルを体感

「紫式部日記」のもう一つの魅力は、平安時代の貴族社会のリアルを垣間見ることができることです。日記には、儀式や年中行事、政治情勢など、当時の社会情勢が事細かに記されています。

特に興味深いのは、宮中の女性たちの生活です。紫式部は、身分を問わず、さまざまな女性と交流していました。日記には、彼女たちの恋愛、結婚、出産など、当時の女性が抱えていた悩みや喜びが生き生きと描かれています。

例えば、「兵部卿宮の北の方昇殿」と題された章では、紫式部が女房として仕えていた兵部卿宮の妃が、式部の昇殿を許可してくれたときの喜びが綴られています。また、「大殿子どものこと」と題された章では、幼い公達の養育について、当時の貴族の教育観が伺えます。

現代語訳と豊富な注釈で誰もが楽しめる

本書は、紫式部の原文を現代語訳しています。難しい漢字や言い回しは、分かりやすい現代語に置き換えられており、どなたでも気軽に読むことができます。

また、巻末には詳細な注釈が掲載されており、専門用語や当時の風習など、理解を深めるのに役立つ情報が満載です。これにより、平安時代にタイムスリップしたかのような臨場感で、日記の世界に没入することができます。

紫式部文学の最高峰を堪能しよう

「紫式部日記」は、平安時代の文学を代表する名作であり、紫式部の文学的才能を余すところなく発揮した作品です。本書「表題新版 紫式部日記 全訳注」は、その原典を忠実に現代語訳し、豊富な注釈で理解を助ける、まさに決定版といえる一冊です。

平安貴族社会の煌びやかな世界と、紫式部という偉大なる女性の等身大の人間像を深く知りたい方に、本書は必読の一冊です。ぜひ手にとっていただき、平安時代の息吹を全身で感じてください。

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傷だらけの光源氏:紫式部の傑作の新たな視点



平安時代の宮廷小説の傑作『源氏物語』は、その複雑なキャラクター、華やかな描写、そして時を超越した魅力で知られています。しかし、この物語の最も有名な主人公である光源氏は、しばしば美貌と権力を持つ完璧な王子様として描かれています。

しかし、紫式部の『源氏物語』の新解釈である『傷だらけの光源氏』では、この象徴的な人物のより傷つきやすく、人間的な側面を探求しています。この本は、光源氏の光り輝く外観の下に隠された、隠れた傷と秘密を明らかにします。

光源氏:美貌の裏側

『傷だらけの光源氏』は、光源氏の美貌が、同時に祝福と呪いであることを明らかにしています。彼の容姿は、女性たちの憧れと男性たちの羨望の対象ですが、それはまた、表面的なものとして彼を評価されるという負担でもあります。

本書では、光源氏自身の視点から彼の美しさとの闘いが描かれています。自分の価値が外見に頼っていると感じ、周囲の人々の本当の感情を見抜くことができないことに苦悩します。この葛藤は、光源氏の自尊心と対人関係に深い影響を与えます。

光源氏:権力の代償

光源氏は、権力と富の頂点に立っています。しかし、本書では、彼の地位が、喜びよりも孤独と責任をもたらすことが示されています。

光源氏は、宮廷の陰謀と政治的策略に巻き込まれ、次第に信頼できる人を疑うようになります。また、彼の権力は、愛する人を傷つけたり、犠牲にしたりするために利用される可能性があるという重圧も感じています。光源氏の権力は、彼を孤立させ、彼の真の幸福を妨げる両刃の剣となります。

光源氏:愛と喪失の痛み

光源氏は多くの女性との恋愛で知られていますが、『傷だらけの光源氏』では、彼の関係の背後に隠れた痛みと喪失感が明らかにされています。

光源氏は、愛する人を亡くした悲しみと、過去の関係の罪悪感に苦しんでいます。彼の恋愛は、一時的な満足感をもたらしますが、最終的には彼に深い傷を残します。本書は、光源氏の愛の追求における複雑さと、その破壊的な可能性を探求します。

傷だらけの光源氏:人間性の探求

『傷だらけの光源氏』は、単なる光源氏の再解釈ではなく、人間性の普遍的な探求です。この本は、美しさ、権力、愛が、私たちの幸福とアイデンティティに複雑な影響を与える方法を明らかにしています。

紫式部は、光源氏を通して、外見や社会的地位を超えた真の価値と、人間関係における脆弱性と回復力の重要性を考察しています。この本は、私たちが自分の傷と弱さと向き合い、それらを力と成長の源泉に変える方法について瞑想を促します。

必読の書

『傷だらけの光源氏』は、『源氏物語』のファン、日本文学愛好家、そして人間性の複雑さを探究したいすべての人にとって必読の書です。この本は、光源氏の光り輝く仮面の下に潜む深い感情的な真実に私たちを導き、私たち自身の傷に直面し、私たちを人間らしくするものの本質を再考するよう促します。

この本を手に取り、光源氏の隠れた傷跡を探索し、紫式部の不朽の名作の新たな視点に没頭してください。この本のページをめくるごとに、美しさ、権力、愛の複雑な性質、そして私たちが真に人間であることを意味することについての深い理解を得ることができます。

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源氏物語の色辞典: 日本伝統色の美しき世界



歴史的小説の金字塔「源氏物語」は、その優美な言葉遣いと豊かな色彩表現で知られています。この革新的な本「源氏物語の色辞典 (染司よしおか日本の伝統色)」は、物語に登場する鮮やかな色調を明らかにし、日本伝統色の魅惑的な世界へ読者を誘います。

色を通して平安時代の美意識を解き明かす

染司よしおかの熟練した色師たちとのコラボレーションにより、この辞典は源氏物語の各章で描かれる色を詳細に分析しています。光源氏と彼の愛人たちのきらびやかな衣装から、宮廷の調度品や自然の風景まで、さまざまな文脈で色の役割が検証されています。

この辞典では、伝統色を専門的に調合し、物語の場面を生き生きと再現しています。各色は、その色調、象徴性、製造方法について詳しい解説が添えられ、平安時代の美意識を深く理解することができます。

日本語と日本の伝統色の密接な関係

この辞典は、日本語と日本の伝統色の密接な関係についても探求しています。物語に登場する主要な色には、それぞれ固有のニュアンスと文化的な意味があります。

たとえば、「あか」は単なる赤ではなく、情熱、愛、美しさの象徴です。「あお」は単なる青ではなく、憂鬱、悲しみ、貴族の優雅さを表します。これらの色の複雑な意味合いを理解することで、源氏物語の登場人物の感情や動機に対する洞察が深まります。

伝統色の実際のサンプルを掲載

紙面上での詳細な解説に加えて、この辞典では、伝統色の実際のサンプルが掲載されています。染司よしおかが特別に調合した色調を、絹地に染めた布地や紙で見ることができます。

これらのサンプルは、印刷物では再現できない微妙なニュアンスや質感を体験する貴重な機会を提供します。読者は、物語の中で描かれた色調の本当の姿を目の当たりにすることができるのです。

伝統文化への新たな視点

「源氏物語の色辞典」は、源氏物語を愛する人だけでなく、日本美術、文化、歴史に興味のある人々にとっても必携の一冊です。この辞典は、日本の伝統色に関する理解を深め、平安時代の華やかな美の世界をより深く鑑賞することができます。

購入者への特典

この辞典をご購入いただくと、以下の特典が受けられます。

* 伝統色をテーマにした限定版オリジナルブックカバー
* 源氏物語の着物の復元に関する特別付録
* 染司よしおかの伝統色を体験できるオンラインワークショップへの限定アクセス

芸術的にも学術的にも優れた作品

「源氏物語の色辞典」は、芸術的にも学術的にも傑出した作品です。美しいデザインと徹底した研究が融合されており、日本伝統色の美しさと複雑さを巧みに捉えています。

この辞典を手に取れば、源氏物語のページが生き生きと命を吹き込み、平安時代の彩り豊かな世界へと誘われます。この本は、日本の文化遺産を深く理解するためだけでなく、芸術的インスピレーションの源泉としても、長くあなたの書棚を飾ることでしょう。

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古今集と新古今集の世界を紐解く:現代語訳日本の古典『表題現代語訳日本の古典〈3〉古今集・新古今集』



日本の古典文学の粋を現代語に訳した『表題現代語訳日本の古典』シリーズの第3弾である本書は、平安時代の『古今集』と鎌倉時代の『新古今集』の秀歌をセレクトし、現代語訳を付した珠玉の一冊です。

古今集:和歌の源流

『古今集』は、平安時代前期に編纂された勅撰和歌集で、和歌の源流として知られています。編者は紀貫之・紀友則・凡河内躬恒ら六歌仙で、四季・恋・哀傷など幅広いテーマの歌が収められています。

本書では、『古今集』の代表的な歌を厳選し、現代語訳をつけて収録。和歌の祖先とも言える短歌の文法や表現をわかりやすく解説しています。また、和歌に込められた当時の風俗や文化も紹介し、平安時代の雅やかな世界を肌で感じることができます。

新古今集:和歌の黄金期

『新古今集』は、『古今集』から約300年後に編纂された勅撰和歌集です。平安時代末期から鎌倉時代にかけての歌壇に現れた藤原俊成・藤原定家・西行ら新古今歌人の歌が中心に収められています。

本書では、『新古今集』の秀逸な歌を厳選し、現代語訳と解説を付しています。新古今歌人たちの独自の表現技法や、自然の美しさや人生の哀愁を詠んだ歌を味わい深く鑑賞することができます。また、当時の和歌論争や文化的背景についても触れ、文学史の理解を深めるのに役立ちます。

現代語訳による親しみやすさ

本書の最大の特徴は、和歌を現代語に忠実に訳していることです。古文が苦手な方でも、無理なく和歌の世界に触れることができます。また、言葉の解説や背景説明が充実しており、歌の理解がより深まります。

さらに、各歌に表題が付けられており、内容がパッとわかるようになっています。和歌の持つ情景や情感が、現代の言葉で鮮やかに伝わってきます。

文学の教科書としてはもちろん、教養書としても

『表題現代語訳日本の古典〈3〉古今集・新古今集』は、日本の古典和歌を学ぶための教科書として最適です。和歌の文法や時代背景をわかりやすく解説しており、和歌鑑賞に必要な知識を系統的に学ぶことができます。

また、単なる教科書にとどまらず、日本の伝統文化や美意識を理解するための教養書としてもおすすめです。和歌に込められた言葉の響き、自然の移ろいを捉える感性、人間の本質を詠う深い思索。本書を通じて、日本文化の根幹に触れることができます。

あなたのコレクションに加えるべき一冊

『表題現代語訳日本の古典〈3〉古今集・新古今集』は、和歌に興味のある方、日本の古典文学を深めたい方、日本文化を理解したい方にとって必携の一冊です。平安時代の優雅な世界から鎌倉時代の情緒豊かな歌世界まで、時を超えた和歌の魅力を堪能してみませんか。

本書を手に取り、日本の古典文学の粋を現代語で味わい、日本の伝統文化の奥深さを肌で感じ取っていただきたいと思います。

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万葉集の魅力を存分に味わえる、決定版全訳注原文付セット



講談社文庫「表題万葉集 全訳注原文付 全4巻セット」

古今和歌集、新古今和歌集と並ぶ、日本文学の三大アンソロジーの一つである「万葉集」。いにしえの歌人たちの心に残る歌の数々が収められたこの名著は、日本の歴史や文化を知る上で欠かせない貴重な資料です。

この「表題万葉集 全訳注原文付」は、そのような万葉集を現代語に訳し、しかも原文も併記した、まさに決定版とも言うべき作品です。全4巻という大ボリュームで、万葉集の全20巻を余すことなく収録しています。

便利な構成と読みやすい訳文

このセットの最大の特徴は、その便利な構成と読みやすい訳文にあります。

各巻は「巻一~巻五」「巻六~巻十」「巻十一~巻十五」「巻十六~巻二十」と巻順に分けられています。さらに、巻頭には「万葉集の読み方」「登場人物」「和歌の形式と鑑賞上の注意」といったコラムを掲載することで、万葉集を初めて読む方にも分かりやすく解説しています。

また、訳文は意訳ではなく、原文のニュアンスを損なわない直訳調で、しかも平易な現代語で書かれています。古文に不慣れな方でも、すっと内容が頭に入ってきます。

原文と訳文を対照して楽しめる

原文と訳文が左右に並べて掲載されているので、原文と訳文を対照して読むことができます。

原文を読みながら訳文を確認することで、古文の読解力も向上します。また、訳文だけを読むよりも、原文の持つリズムや言葉の美しさを感じることができます。

豊富な注と付録で理解が深まる

各巻の巻末には、和歌ごとに詳細な注が付けられています。和歌の内容や登場人物、和歌に込められた背景など、万葉集を理解する上で必要な知識が丁寧に解説されています。

さらに、巻末には「歌枕索引」「作者索引」「口語訳で読む万葉集」「万葉集の形成と成立」といった付録を収録。万葉集をより深く理解するのに役立つ貴重な資料となっています。

目次

第1巻 巻一~巻五

* 長歌、短歌、旋頭歌など、万葉集の基本的な形式を網羅した巻。
* 巻一:防人と妻の別れ、旅情の歌
* 巻二:柿本人麻呂の相聞歌、旅の歌
* 巻三:大伴家持の情熱的な恋の歌
* 巻四:山部赤人の自然を詠んだ歌
* 巻五:山上憶良の社会風刺の歌

第2巻 巻六~巻十

* 巻六:防人の歌を多く収めた巻。
* 巻七:男女の恋愛を詠んだ巻。
* 巻八:宴席での歌や、民謡にちかい雑歌を収めた巻。
* 巻九:山上憶良の貧困や社会情勢を詠んだ歌。
* 巻十:大伴旅人の宴での歌や、旅情の歌。

第3巻 巻十一~巻十五

* 巻十一:祝歌、挽歌、贈答歌など、さまざまな形式の歌が収められた巻。
* 巻十二:大伴家持の相聞歌、私的な歌。
* 巻十三:東歌、防人歌、国栖歌など、庶民の歌。
* 巻十四:山上憶良の貧困や社会情勢を詠んだ歌。
* 巻十五:大伴旅人の旅の歌。

第4巻 巻十六~巻二十

* 巻十六:大伴家持の相聞歌、私的な歌。
* 巻十七:東歌、防人歌、国栖歌など、庶民の歌。
* 巻十八:大伴旅人の旅の歌。
* 巻十九:山上憶良の貧困や社会情勢を詠んだ歌。
* 巻二十:持統天皇の歌、天武天皇の歌。

万葉集の魅力を存分に味わえる、必携のセット

この「表題万葉集 全訳注原文付」は、まさに万葉集の魅力を存分に味わえる必携のセットです。

* 便利な構成と読みやすい訳文で、万葉集が初めての方にも分かりやすい。
* 原文と訳文を対照して読むことで、古文の読解力も向上。
* 豊富な注と付録で、万葉集の理解が深まる。
* 全4巻の大ボリュームで、万葉集の全20巻を余すことなく収録。

古今の和歌集や文学に興味がある方、日本史や文化を学びたい方、日本の言葉の美しさを感じたい方、すべての方にお勧めです。このセットがあれば、万葉集の世界に存分に浸ることができます。
新古今和歌集 下 (角川ソフィア文庫)
新版 紫式部日記 全訳注 (講談社学術文庫)
傷だらけの光源氏
源氏物語の色辞典 (染司よしおか日本の伝統色)
現代語訳日本の古典〈3〉古今集・新古今集 (1981年)
大鏡・栄花物語 (日本の古典をよむ 11)
和泉式部日記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
源氏物語 巻四 (講談社文庫)
和漢朗詠集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
日本書紀 (5) (岩波文庫 黄 4-5)
桃尻語訳 枕草子 下 (河出文庫 は 1-23)
源氏物語 巻八 (講談社文庫)
醒睡笑 全訳注 (講談社学術文庫)
平安女子の楽しい!生活 (岩波ジュニア新書)
万葉集 全訳注原文付 全4巻セット (講談社文庫)
正義と微笑
一冊でわかる百人一首
桃尻語訳 枕草子 中 (河出文庫 は 1-22)
新版 蜻蛉日記 全訳注 (講談社学術文庫)
源氏物語 巻五 (講談社文庫) 無料体験キャンペーン中(オーディオブック)